湘南 ミッドサマーナイトジャズ
at HAYAMAマリーナ

+++ 8月上旬 +++

(『めいのスケッチブック』より転載:8/3/2003)

 薄暗いムーディーなテーブルで、琥珀色のグラスを傾けながら耳を傾ける。

 しっかりと磨きこまれた良い色合いのオークの床。

 わずか10pほど底上げされたオープンな感じのステージに、
つややかなグランドピアノとサックスフォーン
シンプルなドラムセットにコンガ
そしてシンガー用のマイクスタンドが、
それぞれにピンスポットを浴びてわずかに浮き上がって見える。

 心地の良いリズムと心を揺さぶられるソウルフルなヴォーカルで
人々のさざめき声がしだいに小さくなっていき、ホールが一つの世界に傾いていく。。。


と、いうようなオトナなイメージがありました。
ジャズ。

でも、私たちが昨日堪能して来たジャズは、全然全く、天と地ほどにも違いました。

Shonan midsummer night jazz 2003 at HAYAMA MARINA。
お友達のkayoさんに誘われて、ダンナと私と3人で、フロント席の前から2列目にて燃え尽きてきました!

テーブル席もあったの。
後ろの方に、ビーチハウスにあるような白い丸テーブルと、白いビーチチェアの組み合わせでね。
全席指定だったから、私たちはもちろん自分の席にいったのですが、始めのうちは実は
「ジャズだしなぁ。。。テーブル席でお酒とか飲みながら、ディナーショーチックに楽しむほうがいいなぁ。。。」
と思っていたのです。

スタートを切ってくれたのは「ノリーニャ」さんという方で、
ジャズというよりはボサノバっぽい感じ。
マリーナの夕暮れをいざなう良い雰囲気を出してくれてました。
次に登場したのが「キャロル山崎」さん。
彼女はこの日のライブの中で、最もジャジーな方でした。(笑)
『紅の豚』に出てくる女性歌手みたいな感じ?
でもすごくおしゃべりも楽しい人で、ステージ慣れしてるなーと思いました。
ここのところ海の家ライブを堪能していた私たちにとって、
ノリーニャさんもキャロルさんもばっちり「トリ」を決められるタイプの人たち。
もう十分、楽しませてもらってる。
で、この辺りまでですね、
「テーブル席の方が良かったかなぁ」
なぁんて思っていたのは。

しばし休憩を挟んで、「大トリ」、熱帯ジャズ楽団の演奏が始まると。

「フロント席万歳!!!!!」
に替わっちゃうんですね〜。σ(^◇^;)

ステージの上はキツキツ。
20人くらい?の大所帯バンドです。
トランペットもサックスも3〜4人ずついるし、
ギター、ベース、ピアノ(キーボード)、ドラム、コンガ、パーカス、。。。
その人たちが、めいめいに、心から音楽を、セッションを楽しんでいるのがビシバシ伝わってきました。
ジャズというよりは、ラテン
どんどん彼らの世界にひきづりこまれて行って、みんな総立ち。
手足を打ち鳴らして腰を振って、もう踊らずにはいられない。(笑)
音とリズムの波に思いっきり翻弄されて、ずっとあのまま漂っていたかったです。

あれだけ人数のいるバンドだと、いわゆる「キャラクター系」人物も複数になるのね。(笑)
MCは通常は真ん中のカルロスさんがやるのですが、
サックスの人が出てきたり、ベースの人が出てきたり。
特にベースのゲタオさんはかぁなぁり、可笑しかった!
私の既成概念の中のベーシストは大抵渋いもんです。
シカシ彼はちっとも渋くない。
ベースを置き去りにしてフロントまで出てきて、水鉄砲打ちまくりながら客にコーラスを促すベーシスト、初めて見ました。。。(^_^;)

私的にはコンガの人がすんごくステキ♪で超お気に入り。
キムタクドラマの「HERO」で出てきた、バーテンの「。。。あるよ。」の人に似てました。
(わっかるかな〜・笑)

何はともあれ、楽しかった!
そして、熱帯ジャズ楽団とともに、本当に暑い夏がやって来ました。
(彼らの晴れ男ぶりは凄まじく、野外ライブでの晴れ率は9割3部1厘なんだそうです。(笑))
今日も目覚めた瞬間から「あっちー!」です。
やっと来たぜ、夏。
例年よりちょっと短くなっちゃいましたが、皆さんも夏をお楽しみ下さいませ〜。(^o^)ノ

※ライブ会場は撮影禁止でしたので、画像はナシです。


















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