葉山・森戸海岸花火大会2004

+++ 7月下旬(悪天候のため順延) → 8/17(悪天候だったが強行・笑) +++

順延の末の花火大会の朝、スコンと抜けたような晴天ではないにしろ、若干薄日が差す程度の花曇りの空。
なんとかできるんじゃないかな?

・・・そんな気軽な気持ちでいられたのも夕方まで。

外がどんどん暗くなっていくのは、時間のせいなのかはたまた厚く覆われてきた雷雲のせいなのか。
はたして、始めはポツポツと、しかし次第に本格的に雨足が強くなり、ついには「どどどーーーん。。。」と遠雷まで聞こえてくる始末。(爆)
「・・・どうすんのよねぇ、コレ?」
顔を見合わせる家族一同。

ちなみにこの日、わが家には複数の「今日の花火大会どうなるの?」っていうお問い合わせの電話が入りました。
。。。アタシも知りたいです。(^^;)
(6時過ぎに役場に電話してみたけど、案の定誰も出てくれないし。>時間外)

ところが、浜の方から「パンッパンッパンッ」という軽い花火の音が。
これは「やるよ〜〜〜!!!」という合図です。

「おおおお〜。。。やるんか。よっしゃそれなら見に行こう。」
いつもなら一緒に花火見物にお供するさんたですが、今日は雨なのでお留守番。
骨ガムをあげて、「イイコにしててね♪」 行ってきま〜す。(^^)/

6:30過ぎ、浜に出るとまだまだ閑散とした状態の森戸海岸。
去年はすでにこの時間(打ち上げ一時間前)には場所取りの家族がたくさんいたのに。。。この天候なら仕方ありませんけれどね。

我々は花火大会の時にはいつもお世話になっている「たかすな」さんのカウンター席に陣取りました。
昨日ここに座ってみて改めて思ったのですが、最高のロケーションです。
真正面!
花火が始まる前に腹ごなし&喉ごなし。
ここのスモークチキンはお気に入りなのです♪

花火打ち上げ前の空には、余興で何本もの稲光が横に走ったりして(爆)、そのたびに歓声や拍手が沸き起こります。
辺りは妙なハイ・テンションモードになってきました。

そうこうしていると、ぼちぼちと、でも確実に人が増えてきました。
店内はもちろん、浜にも傘をさしつつ見物場所を定めてるお客さんが何組も。
こんな天候だと言うのに、キレイに浴衣を着付けて歩く女の子たちもチラホラいます。
ふと我が身を振り返ると、すっぴんノーメークにげんべいさんのTシャツ&ビーサン。
め:「・・・ま、もうもらわれた身だからいっか♪」
だ:「・・・・・・・・・・・・。」

ぽっと沖の名島に、赤いかがり火が灯ります。
花火というよりは、赤い赤い紅蓮の炎。
これが葉山の花火大会のスタートの印。

「ドーン!!」
さぁ、始まりました!
店内もかなり大盛況、浜にも人が結構います。
みんな「わぁ〜〜!!」と拍手で一斉に大空を見上げる。
ところが、葉山の花火って、本当にささやかなのね。(笑)
逗子やら鎌倉やらの盛大な花火大会を見続けた後の日程だったもんだから、よけいそう感じるのかな?
他なら絶対単発では上げなさそうな花火を、丁寧に丁寧に打ち上げていきます。
時々稲妻の閃光が走ると、お客さんの拍手はそっちにいっちゃったりして。(笑)
ハイ、花火と雷の素敵な競演、とても味があって良かったです。

時々連打が入ります。
大玉や変り花火をとりまぜて、「ババババババンッどどどどどどんっドーンッどーんっ」と。
しかし、時間にして私のデジカメが2回シャッターが押せる程度なんだな、これが。(笑)
(私のデジカメが遅いせいもあるんだけど)
葉山では貴重な連打の打ち上げ、しっかり見守っていなくてはいけません。(^▽^;)

そしてもうひとつの見所はやはり「水中花火」ですね。
船から花火を投げ上げて、水面で半円を描いて散る水中花火。
音も断然間近で、水中環境的には問題を指摘する人もいらっしゃいますが、やはり迫力があって美しい。
逗子の水中花火の1/3程度しかやりませんが、十分に楽しめました。
      (↓左下の明かりが、花火を仕掛けている船です)

さぁ、そろそろクライマックス。
夜空に打ちあがる花火と、水面に咲く水中花火のコラボレーションです。
ドキドキドキドキ。。。。。。

・・・・・・・・・・。
実は、このドキドキには別の意味があります。
打ち上げ前からビールを開けていた私。。。どうにもトイレに行きたくなっててね。(爆)
でも、クライマックス前にトイレに行くなんて、絶対できない!!
うううう。。。でもすごく、かなり、相当トイレに行きたい。
胸の鼓動は早まり、頭の中は花火とトイレの映像が交錯します。
なんという緊張感!!!

そんな中、いよいよクライマックスが始まりました。
周囲の盛り上がりもクライマックス。
みんな「これでおしまい」って分かってるから、惜しみない拍手を送ります。
「もっと長く続けて欲しい」
「(今すぐ終わって欲しい)」
「一発でも多く打ちあがって欲しい」
「(一秒でも早くトイレに行きたい)」
私の中での葛藤も、過去にないほど盛り上がっていたのでございます。。。

ものすごく立派な、誰もが「これぞ花火!!」と頷くであろう<しだれ柳>の大輪が連打されました。
なんて素晴らしいんだろう。
静かにしなだれていく花火の余韻に浸りながら、「あぁ、終わってしまった」と確信を得ました。

め「・・・終わったね?終わりだよね?もう無いよね?」
だ「・・・早く行けば。」

猛然と砂浜をダッシュする私!
あのダッシュは、去年のB-1グランプリでビーチフラッグ準優勝した時以来の走りっぷりだったと自負しております。
(あれなら優勝できたかも)
まださほど「帰ろう」という流れができる前に、人ごみを縫うようにおよそ100mは走りぬけ、見事トイレに2番手に辿り着きました。
この時の待ち時間の長かったこと!!
花火を待つ時間よりも長かったような気さえしました。(爆)
しかし、無事に事足りて私がトイレから出てくると、そこには長蛇の列が。
あぁ、ダッシュしてよかった。C=(^◇^ ; ホッ!

店に戻り、たかすなのお母さんやお父さんと挨拶を交わしながらお会計を済ませて、のんびりと家路に着きました。

あぁ楽しかった!!

また来年。。。。(*^^*)

トイレは打ち上げ直前に済ませておきましょう
花火見物中のビールの飲みすぎには十分注意しましょう











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